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坊主頭が似合う男性について語ります。

「夢の中の男」第19回

○衛元の屋敷、大広間
 慧と定児が風呂から上がって大広間に戻ると、既にサンポーは戻っていて、宴の用意もできている。慧と定児は豪華な料理を味わいながら話す。
慧「僕は未成年だからお酒は飲めませんが、成人しても飲みたいとは思いません。スイーツのほうがいいですよ」
定児「(少しからかうような口調で)なんか女の子みたいだな」
慧「(わざとムッとした表情をして、少し怒ったような口調で)それ一番言われたくないことなんですが」
定児「(申し訳なさそうな感じで)すまん、失言だった」
慧「(まだ怒っているふりをして)許しません」
定児「頼む、許してくれ」と言って、頭を下げる。
慧「僕の言うことをなんでも聞いてくれれば許しますよ」
定児「何でも聞く」
慧「じゃあ、定児さんの頭をなでさせてください」
定児「ほら」と言って、慧のほうに頭を向ける。
慧「(定児の頭を両手でなでながら)坊主頭をなでなでするのって気持ちいい」
定児「俺もなんか妙な気持ちになってきた」
サンポー「(衛元に)だいぶ夜遅くなりましたので、そろそろ休みたいのですが」
衛元「そうですね」と言って、使用人の男を呼び、
衛元「みなさんをお部屋に御案内しなさい」
 慧と定児が立ち上がると、
サンポー「定児、随分酔っているみたいだから、早く寝たほうがいいわよ」

○衛元の屋敷、寝室
 畳敷きの和風の部屋。床の間には菊の花が生けてある。サンポーは止まり木で寝ていて、慧と定児はふとんに寝ている。
慧「定児さん、もう寝ましたか」
定児「いや」
 慧は定児のほうに身体を寄せ、定児の手を握る。
慧「このままでいいですよね」
定児「手をつなぐだけでいいのか」
慧「はい」

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