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坊主頭が好きだ

坊主頭が似合う男性について語ります。

「夢の中の男」第16回

○フンヌ将軍の城、本丸 (夕方)
 慧はフンヌの城の門を過ぎ、本丸に入る。サンポーも慧に追いつく。

○フンヌ将軍の城、本丸御殿
 御殿の庭先に定児とフンヌ将軍が立っている。そこへ、慧は左手を高々と挙げて薬指にはめている青蓮華の指輪をフンヌに見せつける。慧は力尽きてその場に倒れこむ。そこへ定児が駆け寄り、慧を助け起こして、
定児「慧君、大丈夫か」
 すると、フンヌが柄杓を持ってそばにやって来て定児に言う。
フンヌ「これを飲ませてやり給え」
 定児は柄杓を受け取ると、慧に水を飲ませる。慧の息がようやく落ち着くと、
定児「よくやった」と慧をほめると、フンヌのほうを向いて、
定児「俺たちの勝ちだな」
フンヌ「勝負は一度だけとは言っていない。もう一度勝負しろ」と言うと、彼が預かっていた定児のソード・デッキを定児に返すと、自分の剣を抜く。
フンヌ「貴公も刀を抜け」
 定児は手のひらくらいの大きさで刀の柄のようなソード・デッキの表面に付いているボタンを押す。すると、刃が飛び出して、1振りの刀になる。刀は青い光を放っている。
 定児とフンヌが対峙する。満月の光が二人を照らしている。2人とも中段の構えでしばらくの間じっとにらみ合う。フンヌが定児に斬りかかる。定児は右によけながらフンヌのよろいの胴の部分を斬る。
定児「(落ち着いた調子で)もういいだろう?」
フンヌ「(静かな口調で)貴公を我輩のものにできないのなら、生きていても仕方がない。殺せ。」
定児「(諭すように)命を粗末にするな。実を言うと、お前には感謝している。おかげで自分の気持ちがよくわかったからな」
フンヌ「(微笑して)我輩の完敗だな」

○フンヌの城、城門 (朝)
 城門の前でフンヌが慧たちを見送る。フンヌの髪は逆立っておらず、よろいをつけていない。フンヌは定児と握手をし、慧とも握手する。

○野外
 フンヌの城はもう遠くになっている。
慧「(ためらいがちに)定児さん」
定児「どうした?」
慧「(顔を熱くして)何でもありません。ただなんとなく呼んでみたかっただけです」
定児「(にこっと笑って)そうか」と言い、慧の頭を軽くなでる。
 


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ファンタジーの予告

実在の坊主頭の人に関するネタがない場合、私が考えたファンタジーを紹介したいと思います。なにぶん私にはフィクションを書く文才が乏しいので、かなり粗い内容のものになります。それでも、このブログで公開するのは、私が考えたキャラクターとプロットを基に誰かが優れた文学作品や映像作品を作ってくれれば幸いだと思うからです。

  「夢の中の男」予告

 大学1年生の妙徳慧(みょうとく・さとし)は怖い夢を見て、目を覚ます。すると、何者かの声が慧は近いうちに旅に出ることになると告げる。翌朝、慧はいつものように街に出るが、地下街で夢の中で見た男を見かける。慧はその男を追い、異世界に迷い込む。慧の運命は如何に。


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坊主好き
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