現在BS12で月~金曜日の朝5時30分から放送されている中国のドラマ『
愛なんて、ただそれだけのこと』(中国では2023年に放送)に坊主頭の俳優が出演している。彼は高銘辰(ガオ・ミンチェン)といい、このドラマでは金翌(ジン・イー)というバドミントンの選手役を演じている。台詞のある登場シーンは第2話の34分目からで、36分目からのシーンでは宋三川と練習試合をする。一応第1話のエンディングでも高銘辰はクレジットされているので、第1話の9分目からのハーフマラソンが始まる前のシーンでゼッケン3020番をつけている男性は高銘辰ではないかと思われる。
第3話では、冒頭からのシーンは前回からの続きで宋に勝つ。23分目からのシーンではトランプのカードを使った賭けで宋に負けて翌日練習中シャトルを拾うことになる。32分目からの身体能力の測定シーンでは、易速スポーツの女性社員の梁友安の胸の谷間をのぞきこんで宋に怒られ、梁にも怒られる。41分目からのロッカールームのシーンでは、自分の面子をつぶした宋に対して怒り、水をぶっかける。
第4話では、冒頭からのシーンは前回からの続きで、宋に自分を殴れば梁友安に害が及ぶと言って、宋が自分に殴りかかるのをやめさせる。後日公式試合では勝ち、試合後梁からウエアと靴を受け取るが、自分の分だけでなく、仲間の分まで飲み物を買わせる。その後、スポーツ・トレーニング・センターで梁にライバル会社と交渉しているところを見せつける。それから、屋外プールサイドで取り巻きの後輩男子たちと話していると、梁のことを持ち出して宋三川をからかう。怒った宋は金翌をプールに突き落とす。しかし、後日梁が新しい契約書を持って金翌のもとを訪れ、契約条件と梁が金の面子を最大限立てたことに満足し、金は契約書にサインする。
第5話では、ラストシーンのみの登場。金翌は宋三川と一緒に易速スポーツを訪れる。宋が珍しくコーヒーをおごると言ったので、2階の部屋に先に行く。実は宋は梁友安が同僚の男性社員と話しているのが気になっていたのだ。
第6話では、2階の部屋で金翌は生産中止になるラケットを大量に確保するよう梁友安に要求する。そして、梁が承諾すると、梁が手配したタクシーで帰る。後日金は、宋三川から次の選手権で俺に勝てるかと挑発される。これは宋が梁から勧められたことだ。選手権で金と宋は対決して、当初は宋が優勢だったが、宋は18点をとると、いつもの悪い癖が出て、金が同点(18点)まで追いつく。そこで、梁が宋を励ます。
第7話では、冒頭からのシーンは前回からの続きで、金翌は足を滑らせて負傷し、トラウマを克服した宋三川が金に勝つ。試合終了後、金は記者たちに、易速の靴のせいで足が滑ったと語る。易速では、梁が製品には欠陥がなく、金には暴言・暴行など過去に問題行動のあったことを報告する。梁は責任をとって会社を辞める。これを知った宋は金の部屋にどなりこみ、金を殴る。金は宋がマラソン大会に出場して報酬を受け取ったことが規則違反であり、証拠の写真を見せて宋をおどす。宋はセンターを辞めるが、夜センターに忍び込み、金のラケットにかつらの髪をからみつかせる。翌朝金は自分のロッカーを開けて驚く。そして、金はトイレに行くが、突然明かりを消され、長い髪のかつらをかぶった宋におどかされる。このシーンで実は金は負傷していなかったことがわかる。
第8話以降は出演なし。ただ、第8話で梁はセンターからの電話で金翌がこれまでの問題行動が明るみに出て、チームから除名処分になったことを知る。
高銘辰は2000年生まれの25歳。詳しいプロフィールは
こちら(中国語のページ)。
なお、『愛なんて、ただそれだけのこと』はTVerで無料配信されている。
予告映像