坊主頭が似合う男性について語ります。
昨夜放送された『くりぃむクイズ ミラクル9』3時間スペシャルに阿部亮平が出演した。阿部君が目立ったところを中心に放送内容を紹介する。
まず、1stステージ:義務教育サバイバルクイズ。小5社会のところで、共演者の志尊淳から『クローズ』が好きで映画『クローズZERO Ⅱ』に出演していた阿部さんが憧れの人だと言われ、阿部君は「いや、まあうれしいんですけど」となぜか素直に喜んではいない様子だったので、司会者の上田晋也から「若干この(同性愛の)においを感じているの?」と問われ、志尊君とともに「いやそれはない、それはない」と否定する。しかし、この後阿部君が「顔がキレイなんで、そっち(志尊君)のほうがかわいい感じかな」と言うと、上田氏から「阿部さんがこっちの方(ゲイ)ね」と言われ、即座に「いや違う」と否定する。
この後、阿部君が憧れの人である小宮山悟のピッチングのものまねを披露すると、小宮山氏本人からほめられ、上田氏からは「仮に俳優の仕事がなくなっても、ショーパブでやっていける」と言われる。
1stステージでは中1国語の問題で阿部君は五十歩百歩を一歩百歩と答えてしまい、ここで脱落。
2ndステージ:100人アンケートでは味噌汁の具材の問題に「ネギ」で正解する。
3rdステージ:お前と勝負だ!はお休み。
4thステージ:鉄道クイズでは正解なし。
5thステージ:9vs9早押しでは「なになになにクイズ」で「暗算」で正解。
6thステージ:自分イケますけど!で「ポルトガル語」で正解。
これで俳優ナインが勝って、チャレンジ・ステージに進出。
チャレンジ・ステージは穴埋めスピードクイズなのだが、阿部君は陣内孝則・岡江久美子とともに最後の3人になる。ところが、ジブリ映画興行収入ランキング3位の作品名で不正解。これが後から考えると非常に大きな損失。次に、日本三大珍味の最後の1つも不正解。これで持ち時間が残り6秒。そして、アメリカ映画3作品のタイトルに共通の言葉を当てる問題で、阿部君はボタンを押したが答えることができず、岡江氏が正解したものの時間切れになった。これで今回も陣内氏は賞金を獲得できなかった。このことについて上田氏から「ほぼ阿部さんのせい」と言われ、阿部君はうなだれ、坂上忍から「なんで押したの?」と言われ、阿部君は「すいません」と言った。
実は筆者は阿部君がこの番組に出演すると知って、阿部君は人を感心させるような正解を出す頭脳派ではないし、笑いをとれるほど器用でもないし、テレビ番組か映画の宣伝のためでもないし、どういう理由で彼に出演のオファーが来たのか疑問に思っていた。しかし、以上に述べた番組の流れを見ると、所属事務所と番組制作スタッフに次のような思惑があったのではないかと推測される。
阿部君の所属事務所としては、悪役のイメージの強い阿部君をクイズ番組に出演させて阿部君の悪役とは違った一面や魅力を視聴者に伝えたいという思惑。番組制作スタッフとしては、今回も陣内氏が賞金を獲得できなかったという落ちを自然な流れで見せたいという思惑。
両者のこのような思惑があったと推測すると、同性愛ネタからピッチングのものまねへと行く流れはたぶんシナリオ通りで、阿部君を目立たせるという意味では成功している。そして、最後の落ちはおそらく阿部君には伝えられていなくて、番組初出演でバラエティ慣れしていない阿部君をあのような場におけば、あのような結果になるだろうというスタッフの目論見通りの結果になったということだろう。
さて、今回の出演で阿部君は視聴者にはあまり頭はよくなさそうだという印象を持たれただろうが、ルックスのカッコよさと時々見せるダルマさんのような感じのかわいい表情もあって、これまで演じてきた悪役とは違って本当はいい人なんだという印象を与えることには成功したと思う。
なお、阿部君のブログ には出演時の写真とおわびのコメントが載っている。
現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。
プロフィール
ブログ内検索
カテゴリー
最新記事