坊主頭が好きだ

坊主俳優が多数出演のドラマ『妙高のたからもの』（改訂版）

坊主俳優が多数出演のドラマ『妙高のたからもの』が1月から放送されている。BSのテレビ番組表での番組タイトルは「テレビショッピング」となっているが、これは野草酵素テレビショッピング特別企画としてこの時間枠を使ってドラマが放送されているためである。番組表のせいで、すでに放送された回を見逃していても、BS11では1月29日（土）14時30分から第1話が放送され、チャンネルNECOでは1月30日（日）9時から11時30分までに全話が無料で放送される。このほかにMXテレビでは1月30日（日）15時30分から放送開始、2月からはテレビ埼玉、群馬テレビ、とちぎテレビで放送が開始され、テレビ和歌山、奈良テレビ、びわ湖放送で再放送がある。各放送局での詳しい放送スケジュールについては、番組ウェブサイトの放映スケジュールで確認していただきたい。その際、番組表記に注意してください。番組表記はドラマのタイトルとは違っている場合がある。

このドラマは全5話で構成されているが、坊主俳優が多数出演しているのは主人公の少年・青年時代を描いている第1話と第2話だけだ。主人公の近藤堯（こんどうたかし）の青年時代を演じているのが稲垣政成だ。彼は普段は坊主頭ではなく、この役のために坊主になったようだ。堯の農学校での同級生・谷岡を演じているのが吉田翔で、彼は普段から短髪だ。

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もう1人の同級生の北原を演じているのが大政凛で、彼は普段から坊主だ。
そして、回想シーンでも登場する堯の少年時代を演じているのは東海林忠輝である。

第1話では15分目から堯の青年時代が始まる。昭和19年（1944年）堯の父に赤紙（徴兵の召集令状）が届く。父の出征後、学校のシーンになる。高等小学校に在学中の堯（14歳）は卒業後の進路に悩んでいた。同級生の2人の男子は予科練（海軍甲種飛行予科練習生）に進むと堯に話す。このシーンで森山という同級生を演じているのが高橋改だと思われる。彼は普段坊主ではない。もう1人の名前のわからない同級生を演じているのが仮屋秋人だと思われる。彼も普段坊主ではない。堯は祖父の言葉をきっかけにして考えた結果、昭和20年（1945年）に県立高田農学校に進学する。この学校の佐藤先生の授業で、堯は顕微鏡を覗いて、微生物に興味を抱く。このシーンで同級生の北原は別の顕微鏡を覗き、同じく同級生の谷岡は堯の次の順番を待っている。その後、太平洋戦争の戦況の悪化で学校の授業が停止され、堯は直江津の軍需工場で勤労奉仕することになる。

第2話では、堯は佐藤先生に頼んで学校の顕微鏡を借りて自宅で微生物の研究をすることになる。そして、ある夜父の霊と話す。それから終戦、父が戦死したことがわかり、近藤家は農地改革により安い値段で多くの土地を手放す。このため、堯は合格していた国立大学への進学をあきらめ、このことを級友の谷岡と北原に告げる。それでも、堯は内心では進学したいと思っており、その気持ちは谷岡と北原にも伝わっている。ところが、佐藤先生の推薦で国立大宮畜産研究所に就職して微生物の研究を続けることになる。所長の藤田へのあいさつのシーンの途中で、堯を演じる俳優が要潤に変わる。

第3話では、9分目からの大人になった谷岡と北原が初登場するシーンで、第2話の映像を流用した回想カットでは吉田君と大政君が出演している。

第4話では、22分目から第2話の映像を流用した回想シーンがあり、稲垣君が出演している。

第5話では、23分目から第1話と第2話の映像を流用した回想シーンがあり、稲垣君と吉田君が出演している。

それから、坊主ではないが、番組ウェブサイトに載っていないキャストについて補足する。堯の息子健司を演じているのが吉元祐典だ。ミヤトウ野草研究所新社屋落成式の女性司会者を演じているのが笠原留美だ。野草のスギナを見ている老人の堯に話しかけた少年を演じているのが佐藤一和だと思われるが、彼によく似ている塩野夢人である可能性もある。畜産研究所での堯の同僚を演じているのが、芹澤興人、吉田道広、佐野響一だ。第4話と第5話に登場したコンドウ微生物研究所の2人の短髪の若手社員のうちで、眼鏡をかけている男性を演じたのが浜島大将で、もう1人の男性を演じたのが森タクトだ。

最後に、小椋佳氏の主題歌『志熱くして』が素晴らしい曲であることを付け加える。